シアニジン-3-グルコシドについて

黒大豆の種皮には、ワインやブルーベリーなどとは異なり、アントシアニンの中でもシアニジン-3-グルコシド(C3G)と呼ばれる成分が特に豊富に含まれており、黒大豆種皮中の全アントシアニンの90%以上を占める。そしてこのC3Gは、アントシアニンの中で最も抗酸化力が強いといわれている。

シアニジン-3-グルコシドの構造

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右構造式参照。

シアニジン-3-グルコシドの効果

近視や老眼などの視力の衰えは、毛様体筋の劣化や水晶体の柔軟性喪失により、対象物のピントを調整する機能が働かなくなることに起因する。毛様体筋や水晶体は、多くの酸素や栄養を必要とするため、血流を改善し酸素や栄養を十分に行き渡らせることで、これらの働きを高めることができ、視力が回復することが明らかとなっている。
C3Gには強い抗酸化力と眼の血流を促す効果があり、これによって水晶体や毛様体筋の働きを高め、近視や老眼、視力回復、更には飛蚊症に極めて効果的であることが確認されている。また、C3Gは経口摂取により眼にしっかり届くため、視力回復に効果があるといわれる他のアントシアニンと比較してより効果的である。このような成分はほとんど発見されていない。