アントシアニンについて
アントシアニンとはポリフェノールの一種で、赤、紫、青などの色を呈する植物中の色素成分であるアントシアンのうち、フラボノイド化合物のアントシアニジン(アグリコン)に糖が結合した色素配糖体である。
アントシアニンの構造
アグリコンとしてのアントシアニジンは置換基の種類により10化合物が確認されており、これらと糖鎖の種類により様々なアントシアニンが存在する。(右構造式)
アントシアニンの効果
- 視神経の働きを支えているロドプシンという色素の再合成を促すことにより、眼の疲れを癒し、眼の健康を維持する働きがある。
- 他のポリフェノールと同様の強い抗酸化作用により、活性酸素の生成を抑制して血液をきれいにする働きがある。
アントシアニンを含む代表的な植物
- ブルーベリー
- クランベリー
- カシス
- プルーン
- ナス
- イチゴ
- 黒ゴマ
- 黒大豆等